頚性頭痛(頚椎原性頭痛)
頚性頭痛(頚椎原性頭痛)は、首の背骨(頚椎)の関節機能障害が原因とされています。
頚性頭痛(頚椎原性頭痛)はどんな人がなりやすい?
好発年齢は小児から高齢の方まで幅広く、男女差ではやや女性の割合の方が高いです。なぜ女性の割合が高いかというと、女性の方が男性に比べ構造的にデリケートな部分があるからのようです。実際にどのような方に多いかというと、首の骨は通常少し前にカーブしていますが、このカーブが減少した状態の人(ストレートネック)や不良姿勢の方(猫背)、頭部が前方に位置している方など、持続的に頚部に負担が高まっている状態の方がなりやすいと言われています。
頚性頭痛(頚椎原性頭痛)の発症のメカニズム
後頭部・頚部の筋肉、後頭部と頭頂部の皮膚の支配神経として、上部頚椎(C1-3)から出ている後頭下神経・大後頭神経・小後頭神経・第三後頭神経があります。これらの神経が頚椎の関節機能障害によって刺激が過剰に加わり、後頭部や頭頂部に痛みを感じるものです。また、上部頚椎から出ている頚神経は三叉神経ともつながっています。この三叉神経は頭部や顔面に分布していますので、前頭部や眼窩部に痛みを感じることもあります。
頚性頭痛(頚椎原性頭痛)の特徴
頚部を動かすと頭痛が悪化し、痛みの質はうずくような鈍くえぐられるような痛みを感じます。また、鎮痛薬を服用しても痛みがなかなか和らがないことも頚性頭痛(頚椎原性頭痛)の特徴です。
カイロプラクティックでの頚性頭痛(頚椎原性頭痛)に対するアプローチ
プリファレンスカイロプラクティック浦和では、上部頚椎の調整、頚椎の柔軟性向上を第一の目的としてアプローチとします。その後、不良姿勢改善のために頚椎のみならず胸椎・腰椎・骨盤を調整し、頚部への負荷を少なくしていきます。カイロプラクティック治療に興味をお持ちの方はプリファレンスカイロプラクティック浦和までお気軽にお問い合わせください。