肩こりに効く大胸筋のストレッチ
今回は肩こりに効くストレッチ、大胸筋のストレッチです。
肩こりは背中側なのになぜ前と思うかもしれませんが、肩こりや猫背などは、上半身の前と後ろの筋肉バランスが崩れた結果、起こることが多いです。肩こりに悩まされている多くの方がデスクワーク、家事、勉強、PC、ゲームなど肩・腕を前方に出して
長時間を過ごしています。つまり長時間上半身の前方の筋肉を使い、肩・腕を前方に固定して持続的に筋肉を使っている反面、背中の筋肉は伸ばされ続けています。筋肉は縮みながら力を発揮します。ですが、背中の筋肉は伸ばされ続けながら身体や頭(平均5~6kg)を支えるため、もう限界と悲鳴を上げ肩こりが生じます。なのでまず、いつも肩を前に引っ張ている胸の筋肉(大胸筋)を緩めて、上半身の前と後ろの筋肉バランスを整え肩こりを楽にしていきましょう
※勢いをつけてやらない‼ゆっくりじっくり心地よい程度で‼呼吸は止めない!
大胸筋ストレッチ
壁や壁の角を上手に利用していきましょう!壁の角を利用した方がやりやすいです。
①壁から少し離れて横向きに立つ。
②足は腰幅に開き、壁側の肘を90°曲げて、肘から先を壁に着ける。
③壁からの距離を調整。肘から先がしっかり壁につくように。肘90°脇も90°。
④足も動かして体全体を壁と反対方向にひねる。胸(大胸筋)に心地よい伸び感を感じたらOKです。
左右を変えておこなう。
肘を壁に着ける角度を変えていくことで、同じ胸の筋肉(大胸筋)でも効く部分が変わっていきます。肘120° 脇 120°でもやってみてください。
この時期忙しさや寒さに胸をすくめる・掃除で重い物持つ・かがむなど、肩が前方に出る動作が多くなり、肩こりを感じることが多くなります。簡単にできますので是非やってみてください。
K.H